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2023年6月27日 中日新聞東海本社版に企画広告を掲載いたしました

広告掲載のお知らせ
2023.07.14

2023年6月27日 中日新聞東海本社版に企画広告「教えて!ドクターQ&A」を掲載いたしました。十全オアシスクリニックの浦野哲盟先生にご回答いただきました。

※この記事に関するお問い合わせは、株式会社宣通 営業2部(052-979-1602)までご連絡ください。


次の内容で掲載されました。

Q.健診で貧血を指摘されました。鉄剤のサプリメントを服用するのが良いでしょうか?

A.貧血とは、赤血球の主成分で酸素の運搬機能を担うヘモグロビンが減少することです。貧血と診断されたら原因を調べる必要があります。ヘモグロビン産生に必要な鉄分の不足のほか、赤血球の産生に必要なビタミンB12や葉酸の不足、腎臓疾患、骨髄の疾患でも貧血を呈します。鉄は食べ物からの摂取量と汗などによる喪失量がほぼ同量なので、出血が続くと不足しやすく鉄欠乏性貧血をきたすのです。慢性的に少量の出血が継続する原因として、胃や大腸のポリープ、あるいはがんが挙げられます。また過多月経も原因になります。貧血が指摘されたらまずその原因を同定し、鉄欠乏が原因と診断されれば、次にこれらの疾患が隠れていないか検査する必要があります。
 無論原因により治療方法は異なります。貧血が指摘されたら放置せず、まずは内科を受診しましょう。結果によっては専門医での詳細な検査が必要な場合もあります。鉄欠乏性貧血で重篤な疾患がないことが証明されると、鉄剤の内服による治療や鉄分の多い食事の摂取を勧められると思います。レバーや赤身のお肉、カツオやマグロのような赤身魚を摂ると良いでしょう。

 

 

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